【感謝】堺・Spaceかんなびでの写真展終了
岸圭子写真展「いのちをむすぶ・佐藤初女」、無事終了しました。
多くの方にご来場いただき本当に感謝いたします。
台風接近中、大荒れの空模様の中、今日も「Spaceかんなび」には、たくさんの方がいらっしゃいました。
ギャラリートークでは、10年前、かんなびで撮影した「いのちの森の台所」プロモ映像や、私たちの最後の撮影でおむすびを握られる動画を流し、初女さんの言葉、祈り、信仰とイスキア活動への思い…私たちが聞いてきたこと、見てきたこと気づいたこと…いったりきたりしながらいろいろなことを分かち合っていただきました。
編集者もライターもそもそもは裏方仕事。人前で何か話す機会などありませんが、初女さんからいただいたことをつたなくとも分不相応でも、と思い向かいました。
求められればどこへでも、体調をおしてでもお出かけになっていらした初女さん。
「直接会うと、本当に深いんです」といつもおっしゃっていたとおり。
亡くなられてから、写真展会場でお会いする方との出会いひとつひとつに
初女さんから残された「宿題」について改めて向き合う機会をいただき続けています。
介護のお仕事の中で「食べること」を一番大切にしてる、とおっしゃる方は「初女さんにはなれないけれど、私だって真似することはできる…がんばります。あなたも初女さんの本がたくさんの方に届くようにがんばって」と残されて帰られました。
今度おむすびの会をされるという方は、熱心にご質問されていました。
自分のためだけでなく人のために動くとたくさんの気づきがあります。
「もっと働きたいの」とおっしゃっていた初女さんの、声が蘇ります。
「大切なことは近くにあります。気づきがあったらあなたのそばの大切な人に伝えてください」という初女さんの言葉も。
その言葉どおりにご自分の生きる場所で実践されている方がたくさんいらっしゃるということにも大きな勇気をいただきました。改めて感謝申し上げます。
さて…
台風の影響で次々に大阪の電車が止まったり遅延する中をすり抜け、駆け込んだ新幹線の運転手さんのお名前がなんと片岡さん。
今回トークにお招きくださった主催のかんなびの片岡玉恵さんと美治さんには改めて感謝以外ないなあ…こうして荒天のなか安全に運んでくださる運転手片岡さんにも…と、持たせてくださったおむすびを頬張りながら
無事に東京に戻りましたところ、
ご夫妻からメッセージが届いていました。
転載させていただきますね。
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お陰さまで本日無事に写真展を終えることができました。
140名を超える多くの方々に来ていただくことができました。
初女先生のことを全く知らない方も、パネルの前で目を潤ましておられる姿を拝見し、
文章や言葉ではなく「初女先生の思いが伝えられている」と確信いたしました。
そして、初女先生も写真展においでいただいていると感じました。
すべて、岸さんの「写真力」に感銘しています。
今回の写真展で多くの気づきを頂けたと感謝しています。
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10月25日からは、福知山でオザキマサキさんの写真展が始まります。
京都でのおむすび会や福岡での会など、初女さんの集いが続けて開催されるそうです。
またご案内いたします!
写真は…
「私、みかんの花を見たことがないの」という初女さんを片岡さんが和歌山・海南のみかんの山にお連れした1枚。
片岡さんと初女さんが出会われた頃の思い出のスナップだそうです。